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慎重かつ規律あるアプローチ
インパクト計測管理(IMM)
IMMチームは、運用チームと密接に連携し、企業の製品やサービスが社会的・環境的課題に与えるインパクトの計測管理を行います。加えて、IMMの枠組みの設計、導入、調査を支援し、データを収集・分析します。
多面的なエンゲージメント
当社のエンゲージメントには、株式、債券、インパクト、ESGの視点が含まれます。受託者として、企業のビジネスモデルや財務モデル、業界構造、資本配分の決定を把握することが義務であると考えています。
インパクト・リーダーシップとガバナンス
インパクト・ステアリング・グループ(ISG)は、当社のインパクト投資に関する主要な意思決定者で構成され、知識共有、説明責任、協業を促進します。
持続可能なリターンとスチュワードシップの追求
スチュワードシップ投資の運用チームは、魅力的な資本収益率(ROC)を維持する企業は、ESGに積極的に取り組むことで株価が上昇し、スチュワードシップ活動へのさらなる投資が可能になると考えています。これにより、好循環(フライホイール効果)が生まれ、企業の収益性とスチュワードシップの両方が長期的に改善される可能性があります。
データに基づくファンダメンタル・リサーチ
リサーチの目的は、ESGリーダー企業や、ESGの取り組みが改善されている企業を特定することです。ファンダメンタル・リサーチやエンゲージメントに加え、分析フレームワークや独自の格付けシステムも活用しています。
建設的な対話やエンゲージメント
スチュワードシップ投資の運用チームは、対話やエンゲージメントを通じて、企業の慣行を改善し、各ステークホルダー(利害関係者)の考慮事項に焦点を当てることで、経営陣やリスク管理、潜在的なイノベーションをより適切に評価できます。
インパクト投資の運用戦略
グローバル・インパクト 運用戦略
地球環境の保全や世界の社会的課題の解決に取り組む上場企業の株式に投資します。
グローバル・インパクト・ボンド 運用戦略
地球環境の保全や世界の社会的課題の解決に取り組む企業が発行する債券などに投資します。
サステナビリティ関連コンテンツ
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当社のインパクト投資は、「衣食住の確保」、「生活の質向上」、「環境問題」の3つの主要分野からなる11のインパクト投資テーマに基づき、地球環境問題や世界の社会的課題の解決につながる革新的な技術や事業を手掛け、新しい市場を切り開いている企業(インパクト企業)に厳選投資します。すべてのインパクト投資先企業は、「重要性」、「追加的効果」、「定量化」の厳格な基準を満たさなければなりません。つまり、企業はその収益のほとんどを少なくとも1つのインパクト投資テーマに関連する製品やサービスから得ていること、その企業の社会的解決につながる事業あるいは技術などが他に真似できない独自の存在であること、そしてそのインパクトを追跡・計測できる必要があります。企業が当社のインパクト基準を満たすと判断した時点で、その企業を投資対象候補に加えます。並行して、ファンダメンタル分析により、長期的に最も魅力的なリターンが期待できる投資先企業を特定することを目指しています。
当社のインパクト投資リサーチは2012年に確立し、リサーチのプロジェクト「Future Themes(将来テーマ)」の研究トピックとしてスタートしました。Future Themesは40年にわたり会社を挙げて取り組んでいる活動で、新たな長期的トレンドの発見やお客様のポートフォリオにおける具現化を目的としています。当社は2015年に上場株式に投資するインパクト運用戦略の運用を開始し、その後2017年に債券に投資するインパクト運用戦略を立ち上げました。
インパクトは企業や発行体が「何」を行うことで、社会や環境にプラスの影響をもたらすかを指します。一方、ESGは、企業が「どのように」活動し、行動するかに密接に関連しています。例えば、手頃な価格の住宅を建設するビジネスモデル、農村地域に医療を提供するビジネスモデル、干ばつに強い種子を開発するビジネスモデルなどがインパクトの例です。ESGには、企業が資本をどのように配分するか、従業員やベンダーをどのように処遇するか、水使用量や二酸化炭素排出量をどのように管理するかなどが含まれます。ESGはインパクト運用チームの企業分析の一部ですが、当社のインパクト投資の「変化の理論(Theory Of Change(TOC):投資先を決めるだけでなく、投資を通じてどのような社会の変化をもたらしたいかを定義すること)」は、企業が生産する中核的な商品やサービスに基づいています。
当社のインパクト計測管理(IMM)プラクティスは、綿密な調査を通じて、インパクトの成果を財務・業績データと同じように計測することを目指しています。そのプロセスでは、投資対象企業を投資ユニバースに加える前に、その企業の地球環境問題・社会的課題への寄与度(プラスとマイナスの両方)を厳密に分析することと、投資後にもインパクト成果指標(KPI)をモニタリングすることが含まれます。
当社が独自に開発したインパクト投資テーマは、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」とも整合しています。例えば、当社の代替エネルギーのテーマは、SDGsの目標7 "エネルギーをみんなに。そしてクリーンに"によく整合しています。当社のインパクト運用チームは、SDGsが掲げる17の目標を支持しており、金融サービス業界はSDGs達成に向けた資金ギャップを埋めるうえで不可欠な役割を担っていると考えています。