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ロバート・バーン
- 債券ポートフォリオ・マネジャー
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2022年市場展望にて考察した通り、一部の非伝統的なクレジット・セクターについて、今後数カ月間に超過リターン創出の可能性が高いと見ています(図表1)。
ここから数カ月間は、特にバリュエーションが割高なままである、または、一層上昇することがあれば、リスク・エクスポージャーの削減が適正な債券運用戦略となるでしょう。しかし、例えば、ボラティリティの上昇で銘柄固有の要因による格差が拡大した場合や、債券市場の非効率性が増した場合には、機動的な対応を採るべきと考えます。
依然として不確実な市場環境が続くであろう2022年には、信用力と流動性の高い現金や先進国国債により多くの資産を配分しつつ、リターンを高めるため、必要に応じて、上記で取り上げた非伝統的なセクターへの投資を行う、一種の「バーベル投資」が有効な戦略になると見ています。
図表1
セクター別トップダウン評価の比較:超過リターン予測シナリオ
デュレーション調整ベースの対米国債超過リターン。運用チームが過去のリターンとボラティリティの特性分析に基づき行った将来の超過リターンとボラティリティの予測シミュレーション。結果予測を他のファンダメンタルズや需給要因データと併せて検討し、どのセクターが魅力的であるかを判断。
出所:ウエリントン・マネージメント。2021年9月30日時点。※上記は過去の実績および将来の予測であり、将来の運用成果・市場環境等を示唆・保証するものではありません。上記の見通しはウエリントン・マネージメントによるの見解に基づくもので、必ずしも客観的な市場データに基づくものではありません。
ロバート・バーン
キャンプ・グッドマン